ハピナス育成論

特徴 / 活用法 / データ

特徴

【能力面の特徴】

・攻撃面

 攻撃が非常に低いため物理攻撃は相手の防御がよほど低く弱点をつかない限りは大したリターンをもたらしません。
 特攻はほどほどの高さですが、技のバリエーションが多く、耐久面に努力値を注いでいない相手なら弱点をつくことでそれなりのダメージを見込めます。

・防御面

 種族値はHP、特防が非常に優れ、特殊攻撃に対する耐性が高く、弱点もかくとうタイプのみのため特殊攻撃を主とするポケモンの攻撃を抑えるのに活躍できるポケモンです。また、「タマゴうみ」による回復があれば、特殊攻撃を主体とするポケモン相手にそうそう倒されることはありません。
 HPが高いものの防御は低く、物理攻撃に対する耐久性能はさほど高くありません。特殊攻撃主体のポケモンが仮に物理攻撃技を有していた場合は、大ダメージを受けてしまいます。このリスクを低く抑えたい場合、防御に努力値を配分することで耐久性が非常に大きく向上(参考:耐久力表)します。

活用法

【対特殊攻撃主体のポケモン】

・特殊攻撃主体のポケモンの攻撃を抑えるポジション

 特殊攻撃主体のポケモンのダメージを低く抑えられるため、相手チームの特殊攻撃主体の駒に対抗する手段として有効活用できます。特殊攻撃のみの相手に対しては非常に安定しており、交換で場に出す際のダメージ蓄積もそれほど気になりません。

・特殊攻撃以外を有する相手

 特殊攻撃以外を持つ相手には対抗できない場合もあります。例えば、「ちょうはつ」で回復したいタイミングで回復できなくなる、「わるだくみ」などにより特攻を非常に上げられた、物理攻撃もそこそこ強いなど。「こだわりハチマキ」持ちの特殊攻撃主体に見えるポケモン、「きあいパンチ」所持のポケモンは比較的危険な部類です。

・交換強制能力について

 ハピナスは特攻種族値がさほど高くないことから、弱点をついても相手を即倒せない場合があります。
 この場合は、相手側の特殊攻撃主体のポケモンはハピナスを突破できないだけで即座に倒されることが無いため、急を要した交換を求められません。つまり、補助技などで援護する隙を与え、「リフレクター」「しんぴのまもり」「とんぼがえり」などを使用する猶予を与える場合もあると考えられます。
 また、回復技を持つ特殊攻撃主体のポケモンと対峙したときは、戦況が動かなくなることも考えられます。

・ハピナスを場に出すリスク

 相手が特殊攻撃主体のポケモンをハピナスを場に誘う意図で使用している場合もあります。例えば、ハピナスを起点として物理攻撃主体のポケモンを出す場合、ダグトリオなどでハピナスをハメ殺しにして特殊攻撃主体のポケモンを活躍させたい場合などです。
 こちら側でハピナスのみに特殊ポケモン対策を任せていた場合、ハピナスを突破されると厳しくなります。ハピナスを場に出すリスクも頭に入れておくに越したことはありません。

【対物理攻撃主体のポケモン】

・リスクを軽減するという考え方

 ハピナスは物理耐性がさほど高くないため、物理攻撃主体のポケモンと殴り合えば負けることが多いです。そのため、ハピナスには無理をさせず味方ポケモンに物理攻撃主体のポケモンの相手をしてもらうというのは一つのアプローチとして有効だと考えられています。とはいえ、物理攻撃を完璧に抑えきれるポケモンはそれほどいないので、ハピナスにリスクを軽減する手段を入れるのは一つの手です。ハピナスの後続でどの程度カバーできるかでハピナスがどの程度リスクを低く抑えるべきかも変わってきます。

・「みがわり」によるリスクの軽減

 相手がハピナスを場に出すターンにハピナスの「みがわり」を成功させれば、1ターン相手の技を身代わり人形が受けつつハピナスの技で相手を攻撃できます。ダメージ蓄積をさせることで相手の寿命を縮め攻撃回数を減らすことでリスクを軽減できます。また、相手の持ち物が「こだわり○○」の場合技変更できないのを利用して、身代わり人形で技を受けたあと適切なポケモンに交換できる利点もあります。

・補助技によるリスクの軽減

 「うたう」「でんじは」などで状態異常にすることで、相手の行動回数を減らします。あるいは、「あまえる」で攻撃を落とします。物理攻撃主体のポケモンに技をかけるときは、ハピナスに対し相手が物理攻撃主体のポケモンに交換するタイミングに技が決まるのが理想です。
 「でんじは」は地面ポケモンに無効なことからドラゴンにも有効な「れいとうビーム」「こごえるかぜ」と相性がよく、「あまえる」はメタグロスに無効なことから「だいもんじ」「かえんほうしゃ」と相性がよいです。

・カウンター

 ハイリスクハイリターンな物理ポケモンへの対処法。ハピナスはHPが高く防御が低いため、この技が決まれば相手に非常に大きなダメージを与えられます。ただし、ハピナスの受けるダメージも大きいため、今後の対特殊ポケモンの相手をするのに必要な体力が残らない場合も考えられ、もし、チームが特殊ポケモンを抑えられないならハピナスを温存させる行動をとったほうが最終的な利益が高くなる場合があります。
(注:とは言ったものの、防御に努力値252を振ると結構固くなるため案外HPは残る場合が多いです。例えば、攻撃252振りガブリアスの「げきりん」で防御252で防御が上がる性格のハピナスが受けるダメージ%は54.8〜64.8%)
 また、物理攻撃主体のポケモンが「みがわり」や能力アップなどをする可能性があるのもリスクの一つです。

・交換読み交換

 ハピナス自身がリスクを軽減するのではなく、読みで補うハイリスクハイリターンな方法。
 ハピナスに対し、相手が物理攻撃主体のポケモンに交換するタイミングで、それに対処できるポケモンを交換で出すのが理想です。

【回復の際の注意点】

・回復技使用の前に受けるダメージ蓄積量の吟味が重要

 対特殊攻撃主体のポケモン相手の場合、ダメージを非常に低く抑えられるため、「タマゴうみ」による回復は追いつきやすくなります。  ただし、物理攻撃は要注意で、例えばハピナスを交換で場に出すときに「きあいパンチ」を使われ最大HPの40%のダメージを受けたとします。交換前にHPが100%なら残り60%で、次のターン回復技を使用できる見込みは高いですが、交換前にダメージ蓄積があったり、「ステルスロック」等によるダメージ蓄積があると、次のターン回復技を使用する前に倒される見込みは高いです。特に素早さが低いハピナスは後手に回ることが多いため、交換前のダメージ蓄積、交換時のダメージ蓄積、交換した次のターン回復技を使用する前に受けるダメージ蓄積を考えて、いつ回復するかを吟味する必要があります。
 また、回復技を使用するということは、そのターンは相手に全く被害を与えないということです。ハピナスの弱い物理耐性をつくことのできる物理攻撃主体のポケモンを出すチャンスを相手に与えていることも頭に入れておきましょう。

客観データ

基礎データ
【タイプ】ノーマル
【特性】しぜんかいふく
てんのめぐみ
種族値
HP: 255
攻撃: 10
防御: 10
特攻: 75
特防: 135
素早: 55
合計: 540
タイプ相性
○ : かくとう
× : ゴースト
主な攻撃技
タイプ 物理 特殊
ノーマルすてみタックル / おうふくビンタ
かくとうきあいパンチ / ばくれつパンチ / かわらわりきあいだま
どく

じめんじしん
ひこう

むし

いわいわなだれ / がんせきふうじ / ころがる
ゴースト
シャドーボール
はがねアイアンテール
ほのお
だいもんじ / かえんほうしゃ
みず
みずのはどう
くさ
ソーラービーム / くさむすび
でんき
かみなり / 10まんボルト / チャージビーム
こおりゆきなだれふぶき / れいとうビーム / こごえるかぜ
エスパー
サイコキネシス
ドラゴン

あく

技スペック
どくどく
でんじは
うたう
いばる

まるくなる
めいそう
あまえる
なきごえ
しっぽをふる
ひかりのかべ
しんぴのまもり

にほんばれ
あまごい
すなあらし
あられ

じゅうりょく
ステルスロック

なげつける

スキルスワップ
じこあんじ
よこどり

カウンター
リサイクル
アロマセラピー
いやしのねがい
リフレッシュ

タマゴうみ

てだすけ