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7.読み
前にも出した例ですが、 例えば、こちらのチームがスイクンを出していて、相手チームの残りが、サイドン、ゴローニャ、バクーダの時。この時は先手をとり相手を潰すことが出きるので、深く考えずに「なみのり」を連打すればいいだけです。 よって、読みをする必要性は特にないでしょう。
ただ、実際はそうはいきません。例えば、こちらがヘラクロスを出していて、相手がルンパッパを出していてヘラクロスが先手の時。そして、こちらの控えにスイクン、相手の控えにファイヤーがいる時。
(1)ヘラクロスがメガホーンで攻撃、ルンパッパがめざめるパワー(飛行)を選択している時
攻撃が命中し一撃で倒すことができればこちらが有利。
(2)ヘラクロスがメガホーンで攻撃、ルンパッパがファイヤーに交換した時
メガホーンでのダメージが小さい上に、ファイヤー強、ヘラクロス弱の関係となってしまう。相手有利。
(3)ヘラクロスがいわなだれで攻撃、ルンパッパがめざめるパワー(飛行)を選択している時
攻撃が命中しても一撃で倒すことが出来ない場合は、相手の攻撃で倒される可能性があり、相手有利。
(4)ヘラクロスがいわなだれで攻撃、ルンパッパがファイヤーに交換した時
交換ででてきたファイヤーに岩雪崩が当たれば一撃で倒せる可能性があり、こちら有利。
(5)ヘラクロスがスイクンに交換、ルンパッパがめざめるパワー(飛行)を選択している時
スイクンがルンパッパを潰せず、ルンパッパがスイクンを倒せる場合は、相手有利
(6)ヘラクロスがスイクンに交換、ルンパッパがファイヤーに交換した時
ファイヤーがスイクンを潰すことができなければ、こちら有利。
ファイヤーがスイクンを潰すことができなければ……このあたりは作為的なものがあり、いい例を思い浮かばなかったので強引にこうしていますが、とりあえず、この例の状況ではめざ草などの手段がないという設定だということでご理解願います。
(1)〜(6)まで様々な選択肢がありますが、選択肢によって大きくどちらが得をし損をするかが変わってきます。そういうわけで読みが重要になってくるわけです。例えば、ヘラクロスとルンパッパという状況なら、ルンパッパは攻撃を受けると倒されるので、ファイヤーに交換してくるだろうとはじめに考えたとします。すると、交換後に出てくるファイヤーを倒せる岩雪崩を選択したくなります。相手はそれを読んでめざめるパワー(飛行)を使うかもしれません。こちらは更にそれを読んでメガホーン……と無限に読みが続くわけです。
無限に読みが続く結果、どちらがリターンを得るかは運にのみ依存するということになります。
ただ、対戦するのは人間なので多少はリターンを得られる確率を操作することが出来ます。例えば相手が読みを使わない性格だと分かっていたりする場合は普通にメガホーンで攻撃すればいいでしょう。一回しか読みを行わないのであれば、それに対抗できる選択肢を選べばいい。
他に心理的にリターンを得られる確率を操作する方法としてはあまり一般的には認知されていない攻撃手段をとること。あるいは、流行っていない技を使う。ヘラクロスのいわなだれが育成論掲示板で全く話題に上がってなかったりすると相手の想定内に岩雪崩がなく、安易にファイヤーを出してくる可能性が高くなります。
最後に技の隠し持ちがあります。序盤のバトル展開でいわなだれを一度も見せていなかったりすると、このヘラクロスは岩雪崩を持っていないのかなと思った相手がファイヤーを出してくるかもしれません。
後者の二つはその攻撃手段で相手のHPを0に出来るときに使うのがもっとも効果的です。一度ばれると一発芸になりかねません。ただ、得られるリターンは非常に大きいので試してみる価値はあるのではないでしょうか。
本当に最後の手段として、相手のコントローラーを盗み見するというものもありますが、これはやってはいけません(笑)
一応、無限に読みが続く場合、つまり双方がお互いの選択肢の選び方によって有利不利が変わってくる状況においてはお互いがリターンを得られるかどうかは運に依存してしまいますが、リターンの大きさには差があります。
例えば、こちらがヘラクロスで相手がボーマンダの場合。ボーマンダが交換読みで身代わりをしてきた場合はヘラクロスが攻撃することで身代わりを壊せるのでHPを削れる分こちらが有利ですが(能力アップ系の実発動とかは考慮に入れないとして)、普通にめざめるパワー(飛行)で攻撃されたりするとヘラクロスは一撃で倒されます。つまり、読みのミスが一度しか許されない状況にあるといえます。
読みのミスがどれだけ響くかは削りの段階とあと一撃で倒せる射程圏内に入っている時で異なり、削りの段階ではまだ大きなダメージを受けるだけでリカバリーできる機会はありますが、射程圏内に入っているときは倒されてしまい非常に大きな痛手となります。
基本的に両者、お互いの選択肢に対して有効な手段を有している段階では読みによりバトルが展開します。読みを必要としない状況、つまりこちらのある一つの選択肢に対して相手がどの選択肢を取った時でもリターンを得られる状況になった時、勝利に近い状況にあるといえます。
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