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眠るでの回復

眠るの性質


 「ねむる」は全ての状態異常(混乱以外)を回復したうえで、HPを完全回復させる技です。
 しかし、技を使ったあと2ターンの間眠り続けます。
 特性が「はやおき」の場合は眠りターンは1ターンです。

 具体的には次のチャートのとおりです。


フーディンのサイコキネシス
カビゴンのねむる



フーディンのサイコキネシス
カビゴン(ぐうぐうねむっている)



フーディンのサイコキネシス
カビゴン(ぐうぐうねむっている)



フーディンのサイコキネシス
カビゴンのおんがえし

 このように2ターン眠ったあと、次のターンで行動できるようになります。

 では、途中で交換した場合はどうなるでしょうか。



フーディンからヘラクロスに交換
カビゴンのねむる


カビゴンからゲンガーに交換


ヘラクロスのかわらわり






ゲンガーからカビゴン(ねむり)に交換


フーディンのサイコキネシス


フーディンのサイコキネシス
カビゴン(ぐうぐうねむっている)



フーディンのサイコキネシス
カビゴン(ぐうぐうねむっている)



フーディンのサイコキネシス
カビゴンのおんがえし

 このチャートから、交換で出したそのターンには眠るの消費ターンがカウントされないことが分かります。
 ぐうぐう眠っていると2回表示された次の行動ターンに目をさまします。


眠ると必要耐久回数


 眠るでの回復が追いつく状況は、言いかえると相手に倒されないということです。この状況は場に出ているポケモンのタイプの強弱がはっきりしている時に起こりやすいです。
 例えばこちらがカビゴンで相手がフーディンだったとします。この場合、タイプの強弱はないですが、カビゴンは特殊攻撃に対して非常に高い耐性を持っているので、かなりの回数耐えられます。
 以降、この2体の構図で説明します。

 仮にフーディンが最もカビゴンにダメージを与えられる技で攻撃して(この場合はサイコキネシス)、倒すのに5回分の攻撃が必要だとすると(つまりカビゴンは4回は耐えられる)、カビゴンは眠るのPP値が尽きない限りは眠り続けることで倒されない状況を作り出すことが出来ます。

 交換がない場合は3回分の攻撃を耐えられれば十分で、フーディンが能力を上げる技を使ったり、サイコキネシスの追加効果で特防が下がったり、急所に何連続も当たったりしない限りは、眠り続ける限りフーディンに倒されません。

 しかし、途中に交換が入ってくると、交換で出したそのターンで眠りの消費ターンがカウントされないことから、必要耐久回数が変わってきます。カビゴンがフーディンの攻撃を受ける例では上のチャートを見て分かるとおり起きるまでに少なくとも4回耐える必要があります。
 もし、ここでフーディンの技を受けるポケモンがフーディンに対して先手をとれる場合は話は変わってきます。起きるターンに先手で技を使えるので少なくとも3回耐えられればいいのです。
 つまり、相手ポケモンに対して先手をとれるかどうかで必要耐久回数が変わります。

 眠っているだけでは相手を倒す算段が立たないので眠る以外の行動が出来るターンが必要になります。また、攻撃を何回も受けているうちに急所に当たる危険性も増えてきます。ちなみに3回攻撃を受ける機会があると少なくとも1回急所に当たる確率は17.6%で、4回の場合は22.8%です。
 よって、1回多めの回数、相手の攻撃に耐えられるのが理想です。つまり受けるポケモンに対して先手をとれる場合は4回、後手の場合は5回攻撃に耐えられるのが理想といえます。


実戦での立ち回り


 実戦では、眠るを使ったポケモンがいる場合どのタイミングで目を覚ますかが分かるので、それを見越した立ち回りをすることができます。
 例えば次のチャートを見てみましょう。



フーディンからヘラクロスに交換
カビゴンのねむる


カビゴンからゲンガーに交換


ヘラクロスのかわらわり






ゲンガーからカビゴン(ねむり)に交換


フーディンのサイコキネシス


フーディンのサイコキネシス
カビゴン(ぐうぐうねむっている)



フーディンのサイコキネシス
カビゴン(ぐうぐうねむっている)




フーディンからヘラクロスに交換
カビゴンのおんがえし

 このように起きるタイミングで苦手とするポケモンを出された場合、カビゴンを温存したい場合は次のターンに交換しなければなりません。ちなみにこの地点でカビゴンは3回攻撃を受けています。
 このあと、フーディンに対してカビゴンを出すという状況を考えて見ましょう。


フーディンのサイコキネシス
ゲンガーからカビゴンに交換



フーディンのサイコキネシス
カビゴン(ひんし)


 カビゴンは後手なので行動できるまでに5回攻撃を受けることになります。これがもしフーディンに対し先手を取れるポケモンなら眠るを先手で出せるので4回の攻撃を受けるだけで済みます。
 1回恩返しで攻撃した分、技を受ける機会が1回増えたということですが、カビゴンはフーディンのサイコキネシスを4回までしか耐えられないという前置きをしていました。つまり、5回目の攻撃を受けると倒されてしまうので、カビゴンを温存したいなら目を覚ましたタイミングに攻撃せずに即、眠るを発動させないと倒されてしまいます。

 このようにどのタイミングで攻撃するか、眠るを使用するかも重要です。


素早く起きる方法


 「ねむる」は、目を覚ますまでにかかるターン数が難点ですが、素早く目を覚ます手段があるのでそれを箇条書きします。

・「カゴのみ」、「ラムのみ」を使う
・「いやしのすず」、「アロマセラピー」を使う
・特性「しぜんかいふく」のポケモンを控えに戻す
・特性「だっぴ」により、毎ターン30%の確率で治る

 木の実での眠り状態からの回復は1回きりですが、使ったあとでも「どろぼう」や「ほしがる」を使って相手から奪えば、もう一度素早く目を覚ますことが出来ます。
 「リサイクル」で再利用する手もありますが、この場合は「ねごと」も必要になり技スペースが残り一つしか残らなくなってしまいます。


寝言


 「ねごと」を使うことで眠っている間も行動できます。目を覚ましたあと、すぐに眠っても眠り中に技を繰り出せるのが魅力です。
 金銀では寝言で発動した眠るで体力が全回復しましたが、ルビー・サファイア以降の対戦では寝言で眠るが発動しても何も起こらないので注意する必要があります。


相手の眠るを妨害する手段


 「ねむる」を妨ぐ手段を箇条書きします。

・「ちょうはつ」を使う
・「アンコール」を使う
・「よこどり」を使う
・「さわぐ」を使う
・「スキルスワップ」で相手の特性を「ふみん」、「やるき」にする
・「ねむる」を覚えたポケモンで「ふういん」を使う
・麻痺させたりひるませたりすることで、一定確率で相手の行動を封じる

 こちらが眠るを使う場合には当然、これらの技に注意する必要があるし、逆に相手の技を妨ぎたいなら、これらの技をかけていく必要があります。