ミロカロス

基本情報


【タイプ】みず
【特性】ふしぎなうろこ
【種族値】HP95 、 攻撃60 、 防御79 、 特攻100 、 特防125 、 素早さ81 、 合計540
【相性】×2くさ、でんき

×0.5はがね、ほのお、みず、こおり


特徴


 どの能力の種族値も安定して高いです。また、みずタイプなので物理に弱点が無いのもポイントです。

 「じこさいせい」による素早い回復のため、相手がこちらを突破するにはかなりの破壊性能が求められます。
 覚える攻撃技が少なく、数少ない攻撃技が主に地面ポケモンに有効で特攻にそれほど割かなくても十分削ることができます。氷技だとドラゴンに大ダメージを期待できます。相手に対して後出しすることが多く耐久面に努力値をまわしておかないとかなり削られるため防御、HPに努力値を回し物理耐久を高める場合が多いです。対特殊では特防特化せずとも半減できる攻撃ではそれほど削られず「じこさいせい」による回復が十分追いつきますが、弱点攻撃してくる相手には基本的に逃げた方がいいです。というのは大ダメージを受けると後の対物理が不安定になるからです。

 「じこさいせい」による回復で、物理攻撃メインで積まない相手ならかなり多くの相手の前に居座ることができます。相手が「こだわりハチマキ」を持っている場合はなかなか厳しく、こちらが防御特化(HP202、防御144)の状態で攻撃種族値135のポケモン(ボーマンダ、メタグロス)から「すてみタックル」を受けると96〜114のダメージを受けるので乱数の出方によっては「じこさいせい」での回復が追いつきません。「こだわりハチマキ」を持った他のポケモンでミロカロスを半分以上削ることが出来るのはヘラクロスの「メガホーン」、ケンタロスの「すてみタックル」などいくつかあります。それらのポケモンの攻撃の対策は他のポケモンでする必要があるといえます。
 また攻撃技のバリエーションが少ないため潰しの範囲が狭く、とくに水タイプのポケモン、広範囲特殊受けを出されると相手を突破するのは困難を極めます。HPが高い状態を維持しようと「じこさいせい」をしているターンは相手が自由に安全に動くことができることも考慮する必要があります。
 回復技を「じこさいせい」に依存する場合、特性の効果で防御が上がるとはいえある種の状態異常には弱くなります。ダメージがどんどん増えていく「どくどく」、回復技を使いたいタイミングで行動不能になる可能性のある麻痺など。


候補技

□メインウェポン

なみのり
ハイドロポンプ

□サブウェポン

れいとうビーム
ふぶき
こごえるかぜ
りゅうのいぶき
めざめるパワー
まきつく

□補助技

ミラーコート
かげぶんしん、じこあんじ
ひかりのかべ、しんぴのまもり
どくどく、さいみんじゅつ、あやしいひかり、いばる、メロメロ
あまごい
みがわり、まもる
じこさいせい、ねむる、ねごと
リフレッシュ


素早さ考察


・45組抜き性格補正なしで44以上必要

 誘うポケモンは電気タイプ、広範囲特殊受け、水タイプなど。
 また、基本的に後出しするポケモンで少なくとも地面タイプには先手をとりたいです。そういうわけで最速ガラガラは一つの候補となります。物理対策をメインとして考える時、無駄な努力値を割くと受けが危うくなるので素早さ無振りで防御特化にするのも可です。


□再生回復型

□(なみのり、れいとうビーム、こごえるかぜ、めざめるパワーから2つ)、じこさいせい、補助技

 「じこさいせい」による回復なので、相手がこちらを突破するにはかなりの攻撃力、威力が必要になります。積まない相手には居座ることができ、相手を一度交換させたいときに向いています。
 補助技の候補としては……
 リフレッシュ:状態異常になってもリカバリーできる。
 ひかりのかべ:でんきポケモンを誘いやすいことを前提とした補佐。
 あやしいひかり:相手の行動を制限することによる補佐。
 さいみんじゅつ:相手の潰しを一時的に機能できなくさせる補佐。
 どくどく:毒のダメージによる相手の受け範囲の縮小。「こんじょう」特性に注意。

□ゾンビ型

□なみのり or れいとうビーム or こごえるかぜ、ねむる、ねごと、じこさいせい

 「じこさいせい」に加え「ねむる」が入っていることで状態異常に強くなり眠っている間は特性の効果で防御が上がるうえ「ねごと」で「じこさいせい」が発動する可能性もあります。よって相手がミロカロスを突破するのはかなり厳しくなります。
 反面、残りの技スペースが一つしか残らないので、攻撃技を採用した場合は後続補佐ができません。攻撃技としてはどの範囲のポケモンを潰したいかで決めてもいいし、追加効果で選んでもいいと思います。相手の攻撃にひたすら耐えつつ凍結を狙う戦法が向いているのかもしれません。


対策


 それほど潰し範囲が広いポケモンではないので比較的多くのポケモンを後出しできます。
 基本的に防御特化の場合が多いので電気技で効果的にダメージを与えられます。ただ、電気ポケモンは一部を除き水、氷に対して半減できないので後出しできる回数は少なくなりがち。ただし、一度場に出した時に相手にかかる強制交換力は高く流しとして優秀です。「ミラーコート」の可能性も捨てきれないので「めいそう」や「みがわり」から入るほうが安全かもしれません。また、「ひかりのかべ」がある状態ではダメージがかなり抑えられ(例えば特攻無振りサンダースの「10まんボルト」のダメージが壁がある状態で防御特化ミロカロス(HP202)に対して51〜60)最悪の場合返り討ちにあう可能性も無くは無いので電気ポケモンを過信しないようにしましょう。

 水タイプのポケモンは受けるダメージを低く抑えられるので受けとしては優秀です。状態異常に強いスターミー、「ちょすい」特性+氷耐性が高いラプラスはかなり安全だといえます。水タイプで対策するときHPが低い状態で出す時は「めざめるパワー(でんき)」「めざめるパワー(くさ)」あたりの隠し持ちに注意が必要。
 広範囲特殊受けで対応する場合、ハピナス、カビゴン、レジスチルあたりなら積みを使うことで突破することが可能です。

 相手が「じこさいせい」するのを読み「こだわりハチマキ」を持ったヘラクロスといった攻撃能力の高いポケモンを無理やり出すのも手ですが、リスクも伴うので予め「ひかりのかべ」「しんぴのまもり」などでサポートしておくと読みはずした場合でも若干楽になります。