単純な状況を設定する
バトルを単純化するために以下の通りの設定をします。
・役割の重複がない
・交換読み交換がない
・「とんぼがえり」「バトンタッチ」が無い。
また、以下の文章では 便宜上対戦を行う二人のプレイヤーをP1(こちら)とP2(相手側)で表現します。
【設定と実際のギャップ】
実際は役割の重複が無い場面の方が稀ですし、交換読み交換もあると思われます。
あくまでも、対戦を単純化することで理解しやすくするためのモデルなのでご了承願います。
設定の意図
役割の重複、交換読み交換がないことで、バトルの流れが非常に単純なものとなります。
P1の場にいるポケモンが弱、P2の場にいるポケモンが強の状況を例にとり説明します。
P1の場にいるポケモンは場に居座り続けると倒されます。
ここで、交換読み交換は無いので、P2のポケモンは場に居座り続けます。
P1側は交換する場合、役割の重複がないことから控えポケモンのうち場に出せるポケモンは1体だけとなっています。
【選択肢の制限】
よって、この状況では、P1側は場に居座り続けるか交換するかの二つだけの選択肢、P2側は居座る以外の選択肢はありません。
このように設定を行うことで、対戦中での行動を制限して考察することが可能となります。
ラベリング
P1のポケモンをA,B,Cとし、P2のポケモンをa,b,cとします。
右図のようにaがAを対策でき、Bがaを、bがBを、Cがbを対策できるとします。
この文書では、Bのポケモンがループの中でどういう働きをするかを解説します。
ダメージ蓄積が起こるとき
Bにダメージが蓄積するのは次の3つの場合です。
・aに対し、交換で出したターン
・aと対峙して、aが交換せず居座ったターン
・bと対峙して、Bが居座ったターン
ループで考える
ポケモンが倒されるまでの間は、対策ポケモンを出す流れが続くこととなります。
これが、循環して続く状態は「ループ」となっている状態です。
【ループが途切れるときはいつか】
対策ポケモンがHP0になったり、もともと存在しないときは、そこでループが途切れることとなります。
ループがいつ途切れるのかが分かれば、対戦全体の流れがつかめることとなります。
【ループモデルの弱点】
対策して対策されての流れで考えるループモデルは、駒の強弱関係が明確なときに有効です。
しかし、明確な強弱関係が明確で無いときはループとなりにくく、このモデルで考えるのは向きません。