耐久型ポケモン

last update:2007/04/30

攻撃能力の高いポケモンを対策する方法はいくつかありますが、その一つとして防御性能に優れたポケモンを使う方法があります。
ここでは耐久型ポケモンとして、どのポケモンを採用すればよいか等を解説します。

耐久型ポケモンに必要なもの / ターゲットを絞る / 回復技 / 硬くなる努力値の振りかた

耐久型ポケモンに必要なもの

【攻撃を抑えるのが最低条件】


耐久型ポケモンとして最低限必要とされるのは、相手の攻撃を抑えることです。
注目するポイントは主に三つ。

1.耐久関係の種族値
2.タイプ相性、一部の特性
3.回復技

耐久関係の種族値が高ければ、能力値も高くなり、相手の攻撃に耐えられる回数が増えます。

タイプ相性を利用して相手の攻撃を半減するなりすれば、更に攻撃に耐えられる回数が増えます。
また、「あついしぼう」「ふゆう」などの特性でも、特定タイプの攻撃に強くなります。

回復技があり、かつ、回復が追いつく状況ならば、相手に崩されにくくなります。

ターゲットを絞る

【全てを耐えるポケモンなど存在しない】

いくら耐久関係の能力値が高いポケモンでも耐えることのできない攻撃は存在します。
全ての攻撃を受け止められるポケモンがいないのが現状です。

【ターゲットを絞る】

予め、どのターゲットの攻撃を受けるかを考え、その攻撃を受けるにはどのポケモンを使えばよいかを選ぶ必要があります。
選ぶ際、どういう点に注意すればよいかを解説します。

【物理攻撃主体のポケモンをターゲットにするとき】

・タイプ一致技を最警戒する

物理攻撃主体のポケモンをターゲットにするとき、まず対応したいのがタイプ一致技です。
タイプ一致技はそれだけで1.5倍の破壊力となるので、これに耐性を持つポケモンが好ましいです。

特にヘラクロス等の物理攻撃主体のポケモンは要注意です。
「こだわりハチマキ」を持ってのタイプ一致威力120クラスの攻撃の破壊力はすさまじいです。
等倍以上のダメージとなるポケモンのほとんどを2回の攻撃で倒せるほどです。
よって、能力値の高さだけでは耐えきれず、タイプ相性を利用する必要があります。

・サブ技も警戒する

タイプ一致技以外にも様々な技がありますが、それらはタイプ一致の1.5倍の恩恵を受けないです。
ただし、弱点をつかれると厳しいので、タイプ一致技以外の技で弱点を受けないポケモンが望ましいです。

・特殊技を受ける可能性も考慮する

防御能力値だけでなく、特防能力値もそれなりにあったほうがいいです。
特防が極端に低いと、ターゲットが特攻に無振りの状態でさえ思わぬダメージを受けかねないからです。

・努力値配分法及び性格

努力値は基本的に防御、HPを特に重視して上げ、防御の上がる性格が望ましいです。
努力値に余裕のある場合は○○を何回耐えられるように……というように厳密に調整してもいいです。
しかし、せっかく調整しても「まきびし」「すなあらし」等で崩される可能性もあるので注意する必要があります。

【特殊攻撃主体のポケモンをターゲットにするとき】

基本的には物理攻撃主体のポケモンをターゲットにするときと考え方が同じです。
この場合は防御能力値ではなく、特防能力値が高いポケモンが好ましいといえます。

・特殊耐久力が異常に高いポケモンの存在

特殊攻撃に対する耐性の高いポケモンとしてはハピナスがいます。
ハピナスは特防種族値、HP種族値共に非常に高くタイプ一致技でさえ、何回もの攻撃に耐えられるほどの耐性を持っています。
それ以外のポケモンを使う場合はタイプ相性を利用する必要性が高いです。

回復技

まず、それぞれの回復技の性質について解説します。
回復が追いつくかどうかが重要なので、そこに注目して読んでください。

【「じこさいせい」タイプ】

1ターンで最大HPの半分回復する技は様々あります。
「じこさいせい」「なまける」「こうごうせい」「タマゴうみ」など。

・回復が追いつく状況とは

ダメージを最大HPの半分以下に抑えられる状況ならば、回復が追いつきます。
「たべのこし」等と併用することで、回復が追いつきやすくなります。

・交換が絡む場合

ターゲットに対し交換で出す場合。
交換時に一度技を受ける機会があります。
また、後手ポケモンの場合は、交換時以外に次のターンも先手をとられ技を受ける機会があります。
よって、先手を取れるポケモンなら1回分、後手となるポケモンなら2回分、技を耐えるHPを残しておく必要があります。
そうしないと、回復技を使う機会を得る前に倒されてしまいます。

【ねむる】

・回復が追いつく状況とは

3発耐えられる状況ならば、回復が追いつきます。
「たべのこし」等と併用することで、回復が追いつきやすくなります。
また、「はやおき」特性だと早く起きられるので、耐える攻撃回数が少なくても大丈夫です。

・交換が絡む場合

ターゲットに対し交換で出す場合。
交換時に一度技を受ける機会があります。
また、眠っている状態だと交換で場に出したターンは眠りターンが消費されません。

交換が途中で入る場合は次の通りとなります。
「ねむる」使用後は、先手ポケモンは3回分、後手ポケモンは4回分、次に行動できるまで技を受ける機会があります。

【回復だけしていればいいのか?】

回復がぎりぎりで追いついている場合を考えると、回復以外の選択肢を使うと倒される可能性が高いです。
よって、他の技を使う余裕が無いというのが大きなマイナス点です。

また、一度でも急所や技の追加効果が出ると崩されかねないです。
理想をいうなら、回復が余裕をもって追いつくといいですが、そこまで耐久に自信のあるポケモンはなかなかいないのが現状です。

【回復が崩されるとき】

回復が追いつく状況を崩す手段のいくつかを下記で紹介します。

・ダメージ蓄積

HPが100%の状態では倒せなくても、ダメージが蓄積していれば崩せることがあります。
特に、一度控えに戻ったときは、交換で場に出す際にダメージを受ける機会があります。
また、「ステルスロック」「すなあらし」等があると更にダメージ蓄積が起こり、崩しやすくなります。

・一撃必殺

ダメージ量に関係なく、対象を破壊できます。

・ちょうはつ、かなしばり、かいふくふうじ、ふういん等

直接、回復技を使えなくします。

・どくどく

「じこさいせい」タイプの回復に有効。
ずっと居座っていると、毒のダメージが増えていくので、回復が間に合わなくなります。

・攻撃能力アップ、防御能力ダウン

素の状態では、回復が追いつく状況でも、「つるぎのまい」や「きんぞくおん」による能力アップダウンで、回復が間に合わなくなります。
天候変化や、「もうか」等の特性、「きしかいせい」、「がむしゃら」など、状況によって破壊性能が変わる技も崩せるかどうかに影響を与えます。

・行動制限、運要素

眠りや、麻痺、混乱により行動できないと、回復技が使えず、崩される可能性があります。
急所の発動で、回復が追いつく状況が崩れることもあります。

・PP切れ

回復技はPPが少ないので、PP切れにより崩される可能性もあります。

硬くなる努力値の振りかた

【耐久面に回せる努力値に限りがある場合】

例えば素早さに210努力値を振って、残り300を物理耐久に回したい場合。
残りの300で物理耐久を上げたい場合は、HP、防御の両方に252の努力値を振ることができません。

・ダメージ%を抑える

相手の攻撃に耐えられる回数を増やすためには、最大HPに対して受けるダメージの割合を減らせられればいいです。
最もダメージ%を抑えられるのがHP能力値 = 防御(or特防)能力値になるように努力値を振った場合です。
注:正確にはダメージ計算式の+2が毎回のダメージ蓄積ごとに加算されるので、HPをほんの少し高くなるようにするといいです

・配分例

HPと防御種族値に差がありすぎるポケモンの場合はHPと防御が同じにならないことがあります。
この場合は、低い方の能力値に優先的に努力値をまわして余りを高い方の能力値に振るようにすればいいです。

物理耐久を上げたい場合。
ツボツボはHPが低すぎるので300しか振れる努力値が無い場合は252をHPに振って残りを防御に振るという形にすればOKです。
ハピナスは防御が低すぎるので300しか振れる努力値が無い場合は252を防御に振って残りをHPに振るという形にすればOKです。