まもるのリスクリターン評価

last update:2007/09/19

ダブルバトルにおいて重要であるとされている技、「まもる(みきり)」のリスクリターンについて分析したページです。

大雑把なリスクリターン評価 / 状況別分析

大雑把なリスクリターン評価

「まもる」のリスクリターンを書き出すと次の通りとなります。

リターン

【大技よけ】

相手が、「だいばくはつ」「じばく」を使ってきたときに、技を回避できます。
片方のポケモンに「まもる」をさせておけば、少なくとも味方ポケモン2体を失う事態は避けられます。

【味方の技よけ】

味方の使用する全体対象技で被害を受けません。

【行動アドバンテージ】

「まもる」使用ポケモンが単体攻撃技で集中攻撃されたとき、それを無効化できます。

【1ターンの行動保障】

「まもる」が成功した際は、ダメージなどを無効化できます。
よって、「まもる」成功ターンはほぼ確実に倒されず(「フェイント」は例外)、次のターンもそのポケモンを使うことが可能となります。
相方の行動(素早さ変化、相手の場のポケモンを倒すなど)で場の勢力図を変えたい場合に有効です。
「あくび」、「どくどくだま」、割合ダメージ等と組み合わせるのも有効です。

【ターン稼ぎ】

雨、トリックルーム、リフレクターなどが切れるまでのターン稼ぎとして使えます。

リスク

【相手に与える被害の減少】

1ターンというスケールで考えた場合、相手に与えるダメージは2体がかりで攻撃する場合よりも小さくなります。
よって、相手の寿命が延びがちです。

【行動ディスアドバンテージ】

片方「まもる」、もう片方「まもる」以外のとき、「まもる」使用ポケモンが技を受けないとき。
この場合は、リターンよりもリスクが大きくなったり、相手がリターンを得たりします。
「まもる」を使用しなかったポケモンが集中攻撃を受けたり、相手が能力アップ、「みがわり」、天候変化を使ったりといった具合。

【アンコール】

「まもる」使用の次のターン、相手に先手をとられて「アンコール」を使用されることで、数ターン「まもる」しか使えない状態となります。

【次のターンの「まもる」成功率低下】

次のターンの「まもる」の成功率が下がるため、次のターンに「まもる」のリターンを得られるかどうかは運次第となります。

状況別分析

ダブルバトルでは、二人のプレイヤーがお互いの場に二体ずつポケモンを出して戦います。
以下、便宜上二人のプレイヤーを「プレイヤー1」「プレイヤー2」と呼ぶことにします。
また、プレイヤー1のポケモンを、「a」「b」、プレイヤー2のポケモンを「c」「d」とします。

状況別にプレイヤー1の視点で、リスクリターン評価をします。
主に、1ターンという短いスケールでのリスクリターンなので、そのターンの損得の大きさが、
バトルの勝敗に必ずしも結びつかない点にご注意願います。
また、ここで挙げた以外にも様々なシチュエーションがあるので、
常にリスクリターンを評価して、どの選択肢を選ぶか考えるようにするといいと思います。

プレイヤー1の場の1体(a)が「まもる」使用

【アドバンテージを得るとき】

・aがc, dの単体対象技を受ける場合
・bへの集中攻撃でうける被害を軽減、無効化(交換 など)できるとき
・bが場の状況を変えられる場合(aの苦手なポケモンを倒す、天候変化などによる行動順の変化 など)

【ディスアドバンテージを得るとき】

・bが行動する前に倒されるとき(ただし、次のポケモンに交換できる利はある)
・bの行動が防がれるとき(天候変化を先手の「ちょうはつ」で防がれる など)
・bの単体対象技(対象はcとする)をcが「まもる」で防いだ上で、dが行動(bに攻撃、「みがわり」、能力アップ、交換 など)するとき
・bが「だいばくはつ」し、c, dが「まもる」を使うとき
・bが与えられる被害が少ないときにコンボをされるとき(「いばる」+混乱無効+「みがわり」、 「なげつける(カムラのみ など)」+「みがわり」 など)

プレイヤー1の場の2体(a, b)が「まもる」使用

【アドバンテージを得るとき】

・c, dどちらかが「だいばくはつ」を使うとき
・割合ダメージを一方的に与えられるとき
・プレイヤー2がターン制限のある効果(天候変化、トリックルーム など)の恩恵を受けているときのターン稼ぎ

【ディスアドバンテージを得るとき】

・c, dの少なくとも一方がプレイヤー2にとって有利な行動(「みがわり」、能力アップ、天候変化、交換 など)をするとき

プレイヤー2の場の1体(c)が「まもる」使用

【アドバンテージを得るとき】

・dの行動前に倒せるとき(ただし、次のポケモンに交換できる利はある)
・dの行動を防げるとき(天候変化を先手の「ちょうはつ」で防ぐ など)
・dの単体対象技(対象はaとする)を「まもる」で防いだ上で、bが行動(dに攻撃、「みがわり」、能力アップ、交換 など)するとき
・dの「だいばくはつ」をa, bの「まもる」で回避するとき
・dの技の被害を低く抑えた上でのコンボをするとき(「いばる」+混乱無効+「みがわり」、 「なげつける(カムラのみ など)」+「みがわり」 など)

【ディスアドバンテージを得るとき】

・cに単体対象技で集中攻撃するとき
・dへの集中攻撃が軽減、無効化(交換 など)されるとき
・dの先手の攻撃でaが倒されるとき(bの後攻の攻撃でdを倒せるときは一々交換となり一概にディスアドバンテージとは言えない)
・dの全体攻撃技でa, bともに大きな被害を受けるとき
・aの単体攻撃技をcに回避され、bの技をdに軽減、無効化(「ちょうはつ」、交換 など)されるとき

プレイヤー2の場の2体(c, d)が「まもる」使用

【アドバンテージを得るとき】

・a, bの少なくとも一方が味方に有利な行動(「みがわり」、能力アップ、天候変化、交換 など)をするとき

【ディスアドバンテージを得るとき】

・a, bどちらかが「だいばくはつ」を使うとき
・割合ダメージを一方的に受けるとき
・ターン制限のある効果(天候変化、トリックルーム など)の恩恵を受けているときにターン稼ぎされる